「警備員は底辺の仕事って本当?」
「警備員の仕事に興味があるけど、実際どうなんだろう…?」
こうした不安や疑問を抱えて、警備員という仕事について調べている方は少なくありません。
ネット上では「警備員=底辺」という言葉が先行してしまうケースもありますが、その多くはイメージだけが独り歩きしてしまっている状態です。
実際、警備員の仕事は、人々の安全や街の安心を支える社会に欠かせない重要な役割を担っています。
働き方や現場によっては、高い専門性が求められたり、キャリアアップできる環境が用意されているケースもあります。
そこで本記事では、警備員の仕事が「底辺」と言われる理由と、そのイメージが誤解である根拠を、警備会社としての視点から丁寧に解説します。
「これから警備員の仕事を始めたい」「今の働き方に不安がある」という方も、正しい情報にもとづいて判断できるようになる内容です。ぜひ参考にしてください。
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警備員は本当に底辺の仕事なの?世間のイメージとは?
まず、「警備員の仕事は本当に底辺なのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、まず世間でどのようなイメージを持たれているのかを整理していきます。
結論から言えば、「警備員=底辺の仕事」と考える人が一定数いるのは事実です。
その背景の一つとして、2022年にとある就職系サイトが「底辺の仕事ランキング」という記事を出し、その中に警備スタッフも含まれていました(その後、批判が集まり記事は削除されています)。
※参考記事
https://www.j-cast.com/2022/06/29440432.html?p=all
警備業に携わる立場としても、こうした表面的なイメージだけが一人歩きしてしまう状況は非常に残念に思っています。
しかし、こうした記事がアップされて話題になるということは、「警備員の仕事=底辺」と世間では考えられている一面もあるでしょう。
他にも、なんJや2チャンネルといった掲示板サイトでも様々な意見が交わされています。
こういったイメージはあくまで世間の印象であって、実際の仕事の価値とは一致しません。
警備員の仕事は、街の安全を守り、人々が安心して暮らせる環境を支える大切な役割です。目立ちにくい仕事ですが、とても重要で専門性も求められます。
では、なぜ「警備員=底辺」というイメージが広まってしまったのか、次で具体的に見ていきましょう。
「警備員は底辺」と言われてしまう理由
警備員に対して「底辺」というイメージを持たれてしまう背景には、いくつかの理由があります。ここでは、世間で誤解されがちなポイントを整理して解説します。
①給料が低いというイメージが強い
警備員の仕事は「給与が低い」というイメージが根強くあります。
確かに、日勤の現場や経験の浅い段階では高収入とは言えないこともあります。
しかし、このイメージには誤解も多く、実際には夜勤や資格手当、現場手当などによって給与が大きく変わることも珍しくありません。
ただ、こうした給与の差が知られていないために、「給料が低い=底辺」と短絡的に結びつけられてしまうケースがあるのです。
②業務が単純で誰でもできると思われている
警備員は「立っているだけ」「誘導しているだけ」という表面的な印象から、単純で誰でもできる仕事だと思われがちです。
しかし実際には、
・状況判断力
・コミュニケーション能力
・安全管理知識
などが求められる場面が多く、決して簡単な仕事ではありません。
ただ、見た目のシンプルさだけが広まり、「単純作業=底辺」という誤ったイメージにつながってしまうのです。
③業務内容が体力仕事でハードである
警備の現場には、立ちっぱなしの業務や屋外での業務など、体力が必要な仕事もあります。
この「体力的に大変」という側面だけが強調されてしまい、「きつい仕事=底辺」という印象につながることがあります。
もちろん、すべての現場が体力勝負というわけではなく、座って監視する施設警備など負担の少ない業務もありますが、世間ではどうしてもハードな現場のイメージが先行しがちです。
④一部の現場に態度の悪い人がいるケースがある
どの業界にもマナーの悪い人や態度の良くない人は存在しますが、警備業界でも一部の現場でそうした人を見かけることがあります。
すると、 「たまたま見たその人の印象=警備員全体の印象」として捉えられてしまい、「警備員=柄が悪い」と誤解されることがあります。
本来はごく一部の例であっても、それが目立つ形で広まってしまうことが、職業イメージを下げる原因のひとつです。
⑤職場の年齢層が高く、若い人が少ない傾向にある
警備員は中高年の方が多く活躍している業界です。
そのため、「若い人が少ない=人気がない仕事」という印象を持たれ、そこから「底辺の仕事なのでは?」と誤解されてしまうケースがあります。
実際には、
・未経験でも始めやすい
・体力に合わせて働き方を調整できる
などの理由で幅広い年代が働ける仕事ですが、年齢層の偏りが“ネガティブな印象”として捉えられてしまうのが現状です。
以上のような理由から、「警備員=底辺」というイメージがついてしまっているのが現実です。
しかし、これらはあくまで一部の印象や誤解に基づくもので、警備員という仕事そのものの価値とは一致しません。
警備員は底辺ではないと言える明確な根拠!
「警備員=底辺」というイメージは、あくまで一部の印象や誤解によるものです。ここからは、警備員が底辺ではないと胸を張って言える理由を、わかりやすく説明していきます。
①社会の安全を守る重要な専門職である
警備員は、街や施設の安全を守るために欠かせない存在です。
工事現場では事故を防ぎ、商業施設やビルではトラブルを未然に防ぎ、イベントでは大勢の人の安全を守ります。
一見「立っているだけ」のように見える場面もありますが、その裏ではいつ起こるかわからない危険に備え、常に周囲を把握しながら対応しています。
交通誘導・施設警備・イベント警備・巡回警備など、どれも専門知識と判断力が求められる仕事です。
もし警備員がいなければ、
・工事現場の事故増加
・商業施設のトラブル増加
・イベントの安全確保が困難
など、社会全体に大きな影響が出てしまいます。
この社会的な重要性だけでも、警備の仕事が底辺と言われることは本来あってはなりません。
②需要が安定しており、将来的にも仕事がある
警備の仕事は、景気に左右されにくい職業です。
なぜなら、工事や建物の運営、防犯対策などは、社会が続く限り必要だからです。
また、高齢化の影響で商業施設や医療機関などが増え、安全対策の需要はむしろ年々高まっています。
AIやロボットの登場によって一部が自動化されることはあっても、「人の判断力が求められる場面」や「人が介在しないと警備ができない現場」は必ず残るため、今後も仕事がなくなることはありません。
長く安定して働けるという点は、他の職業と比較しても大きな強みであり、将来的にも仕事がなくなる可能性は極めて低く、安定した仕事と言えます。
③現場によっては高収入・好条件の働き方もある
「警備=低収入」というイメージがありますが、実際には高収入を狙える環境も多くあります。夜勤では深夜手当がつきますし、交通量の多い工事現場やイベント会場では特別な手当が支給されることもあります。
さらに、経験を積んで難易度の高い現場を任されるようになれば、1日あたりの給与が大きく上がるケースも珍しくありません。
警備の仕事は「働き方次第で収入を伸ばせる」という特徴があるため、一概に給料が低いとは言えないのです。
④資格取得でキャリアアップ・収入アップが可能
警備業界にはさまざまな資格があり、それらを取得することで収入や役職が大きく変わります。
ここでは、将来のキャリアアップにつながる代表的な資格を紹介します。
警備員指導教育責任者(1号〜4号)
警備会社に必ず配置しなければならない重要な管理責任者の資格です。
この資格を取得すると、隊長や教育担当などの責任あるポジションを任される機会が大きく増えます。警備業界では特に需要が高く、「食いっぱぐれない資格」と言えるほど価値があります。
交通誘導警備業務検定(1級・2級)
交通誘導の専門資格で、特に2級を持っているだけで現場単価が上がり、優先的に指名で呼ばれることも増えます。
さらに1級を取得すれば、隊長や班長として現場全体をまとめる立場になれるため、収入面でもキャリア面でも大きな飛躍につながる資格です。
雑踏警備業務検定(1級・2級)
お祭りや花火大会、スポーツイベントなど、人が多く集まる場所での警備に欠かせない資格です。大型イベントでは資格者の配置が義務づけられていることもあり、需要が非常に高いのが特徴です。
施設警備業務検定(1級・2級)
ビルや商業施設、工場などに常駐する施設警備の専門資格です。2級を持っていると選べる現場が増え、屋内中心の落ち着いた業務を担当できる可能性も広がります。
長期的に安定して働けることが魅力で、体力に不安がある方や、年齢を重ねても無理なく働き続けたい方にとって、大きな武器となる資格です。
機械警備業務管理者
機械警備(いわゆるセコムやALSOKのような警備システム)を扱う際に必要とされる専門資格です。
警備計画の作成やシステムの管理など、より高度な業務に携わることができ、現場だけでなく会社の中枢で働く道も開けます。
事務所内での管理業務やマネジメントにも進めるため、「現場だけで終わらないキャリア」を築きたい人には非常に魅力的な資格です。
上記のように、警備の仕事は資格を取得するほど任される業務のレベルが上がり、収入や評価にも直結する職業です。
「現場に立つだけの仕事」ではなく、努力した分だけ役職や働き方が広がっていく、将来性のあるキャリアを築ける仕事だと言えるでしょう。
⑤年齢・経験に関係なく、誰でも挑戦できる
警備員は、若い人から中高年、定年後の方まで、多くの人が活躍している仕事です。
経験がなくてもスタートできるという間口の広さがありながらも、経験を積めば昇進したり資格取得でキャリアアップできます。
他の仕事では「年齢が壁になる」というケースもありますが、警備業界では年齢が不利になることはほとんどありません。
挑戦しやすく、続けやすく、努力すれば評価される良い職業でもあると言えるでしょう。
以上のことから、警備員の仕事は「底辺」と言われる筋合いはありません。
今、警備員として働いている方、これから始めようとしている方も、自信を持って仕事に向き合ってください。
まとめ:警備員は底辺じゃない!誇れる仕事!
「警備員=底辺」というイメージは、一部の誤解や偏った印象から生まれたものです。
実際の警備業務は、街の安全を守り、人々の暮らしを支える大切な役割を担っています。
専門的な判断力が求められる場面も多く、資格を取得することでキャリアアップや収入アップも可能。また、年齢を問わず挑戦できる間口の広さや、景気に左右されにくい安定性など、長く働ける魅力が揃っています。
つまり、警備員は「底辺」どころか、社会に不可欠な誇りある仕事だと言えるでしょう。
これから警備の仕事を始めようとしている方も、すでに現場で活躍している方も、自信を持って日々の業務に取り組んでください。
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