警備の仕事は男性中心というイメージが強いですが、近年は女性警備員のニーズが増加しており、現場で活躍する女性スタッフも少なくありません。
とはいえ、女性ならではの大変さや、体力面での不安を感じる現場があるのも事実。
そこで本記事では、警備員バイトを経験した女子のリアルな口コミを紹介しながら、女性警備員が求められる理由やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。
警備員のバイトを経験した女子の口コミ
警備員バイトに興味があっても、「実際に女性はどんな働き方をしているの?」「大変なことは?」と気になる人は多いはずです。
ここでは、SNSに投稿された女性警備員に関する投稿をご紹介します。
実際、警備女子としてバイトをしている人の声もあるので、ぜひ参考にしてください。
口コミ①:毎回、怒られるけど頑張って出勤

※引用元:https://x.com/RavenP73096/status/1996153359515136436
この口コミからは、女子が警備員バイトに挑戦するリアルな姿が伝わってきます。
警備の仕事は現場ごとにルールが細かく、現場によっては最初は注意されることもあるかもしれませんが、これは警備業務全体に共通している安全のための必要な指導です。
女性だから怒られるわけではなく、男女問わず新人の時期は覚えることが多く、最初は慣れにくい部分があるもの。しかし、こうした経験を積むことで現場での判断力や対応力がしっかり身につくでしょう。
口コミ②:外仕事なので女性には体力面・環境面でキツイ

※引用元:https://x.com/p_b_tw/status/1991060453557154132
外仕事が中心となる交通誘導警備やイベント警備では、夏の暑さ・冬の寒さなど環境の影響を受けやすいという声は、警備員バイトをしている女子の口コミでもよく見られます。
一方で、警備バイトはシフトの希望が通りやすく、柔軟に働ける点は大きな魅力。また、体力的な負担が気になる場合は、屋内中心の施設警備など、環境の影響を受けにくい現場を選ぶことで働きやすくなります。
口コミ③:現場の仕事も 女性の方がたくさん活躍

※引用元:https://x.com/marugosisyerifu/status/1993228413898047683
この口コミからも分かるように、近年は警備員バイトで活躍する女子が確実に増えています。
以前は男性中心だった現場でも、対応力の高さや丁寧な案内が評価され、女性スタッフを積極的に配置する現場が増加しています。
口コミ④:女性は気に入られやすい

※引用元:https://x.com/p3nK2SdwS673515/status/1994006338746372593
警備員バイトでは、現場にいる職人さんや関係者とコミュニケーションを取る機会が多く、「女性の方が場が和みやすい」という声もよく聞かれます。
一方で、口コミにもあるように、まれに距離感の近すぎる人がいたり、配慮に欠けた言動をしてくる人がいる場合も。これは女性だけでなく男性でも起こることですが、警備員として毅然とした態度を取る、必要な時は現場責任者に相談するなど、適切に対応するスキルが重要です。
口コミ⑤:女性警備員が誰から何を守れるのか

※引用元:https://x.com/Kbfp67tz/status/1988091136767078855
この声のように、「女性警備員は戦力になるのか?」「守れるの?」という疑問を持つ人は一定数います。
しかし、実際の警備員バイト(施設警備・交通誘導・イベント警備など)は、個人の腕力で守る仕事ではなく、マニュアルに沿った安全管理と状況判断を行う仕事が中心です。
実際に警備の現場では女性ならではの強みを活かして活躍している人が増えており、性別よりも現場に合うかどうかが重要といえるでしょう。
女性警備員のバイトが求められる理由とは
近年、警備員バイトにおける女性の需要は確実に高まっています。その背景には、女性だからこそ対応できる業務や、利用者からの安心感につながる場面が増えていることが挙げられます。
まず、商業施設・オフィスビル・病院などの施設警備では、女性専用エリアの巡回や案内が発生します。
女性トイレ・更衣室・授乳室などは、女性警備員でなければ対応できません。そのため、現場によっては「女性スタッフを必ず配置したい」というニーズが高まっているのです。
また、利用者が困っている際に話しかけやすい・安心できるという声が多く、丁寧な案内や柔らかいコミュニケーションが求められる現場では、女性ならではの接客力が重宝されます。
こうした理由から、警備業界では「女性スタッフがいる現場の満足度が高い」という傾向があり、女性警備員のバイトは今後も需要が続くと考えられています。
女性が警備員のバイトを行うメリット
警備員バイトというと「体力が必要」「男性向けの仕事」というイメージを持たれがちですが、実は女性が活躍できる場面も多いです。
ここでは、女子が警備員のバイトを行う上での主なメリットを紹介します。
①女性ならではの視点が活かせる
女性は細かな変化やトラブルの兆しに気づきやすいと言われており、警備バイトの現場ではこの観察力が大きな武器になります。
女性専用エリアの巡回や、女性利用者への対応など、男性警備員では対応できない役割を担えます。
そのため、現場から「女性スタッフがいると助かる」という声が多く、女性ならではの視点や気配りが大きな強みになります。
②接客・案内で感謝される場面も多い
警備の仕事は巡回や監視だけでなく、案内や受付など“接客”の要素も多く含まれます。
来館者から「丁寧に案内してくれてありがとう」と感謝される機会も多く、やりがいや達成感を感じやすいのが特徴です。
とくに女性スタッフの場合、柔らかい対応や話しやすさから、困っているお客様が声をかけやすいため、感謝されるシーンが増える傾向があります。
③働く時間を調整しやすい
警備員のバイトの多くはシフト制で、日勤、夜勤、早番、遅番など、さまざまな勤務パターンがあります。
そのため、家庭・学校・副業などのライフスタイルに合わせて働けるのも大きなメリットです。
短時間勤務OKの現場や、休憩時間がしっかり確保されている現場も多く、「働きやすさ」から女性が選ぶケースが増えています。
女性が警備員のバイトを行うデメリット
女性でも活躍できる警備員バイトですが、現場によっては大変に感じる部分もあります。
警備の仕事は、男女問わず「体力・勤務時間・職場環境」に影響されるため、事前にデメリットも知っておくことで、ミスマッチを防ぎやすくなります。
ここでは、女性が警備員バイトで感じやすい主なデメリットを紹介します。
①立ち仕事や夜勤など体力的に負担がある
警備の仕事は、長時間の立ち仕事や巡回が必要な現場も多く、体力に自信がない女性には負担が大きく感じられる場合があります。
また、深夜帯の勤務が発生することがあり、「睡眠リズムが崩れる」「夜勤明けがつらい」などの声も少なくありません。
ただし、屋内の受付中心の業務や、座ってのモニター監視が多い現場を選べば、負担を軽減することも可能でしょう。
②制服・更衣など女性特有の悩みがある
警備員の制服は防寒性や動きやすさを重視したデザインが多く、女性向けのサイズや形が合わないと感じる人もいます。
また、現場によっては更衣室が男女共用だったり、女性用スペースが限られている職場もあり、着替えのしづらさを感じるケースもあります。
最近では女性警備員の増加により、女性用の制服や更衣室が整っている職場も増えてきていますが、事前に確認しておくと安心です。
③男性より配置できる現場が限られることも
警備の仕事には体力を要する現場もあります。
そのため、女性の場合は安全面を考慮して、「配置できない」「担当が限定される」というケースもあります。
一方で、女性だからこそ必要とされる現場(女性トイレ周辺、キッズスペース、受付業務など)も多く、得意・不得意に合わせて現場を選びましょう。
警備女子ができる警備員バイトの業務内容
女性警備員の活躍の場は年々広がっており、現場によって担当する仕事内容もさまざまです。ここでは、女子の警備員バイトが実際に担当することが多い業務をまとめて紹介します。
- 施設内の巡回・見回り
- 工事現場周辺での交通誘導
- 女性専用エリアの巡回
- イベント会場での誘導や案内
- 駐車場での車両案内・誘導
- 緊急時の通報・管制室への連絡
- 立哨(立って見守る業務)
女性警備員は、柔らかい接客対応や、きめ細かい気配りが求められる場面で高く評価されることが多く、特に商業施設やオフィスビルなどの屋内現場では需要が増えています。
特に女性専用エリアの巡回など、一部の業務は女性警備員が担当することも多く、多くの施設が女性スタッフの配置を希望しています。
一方で、警備の基礎業務自体は男女共通で、しっかりとした研修を受ければ未経験からでも問題なくスタートできます。
女性の警備員バイトに関するよくある質問
ここでは、女性が警備員バイトを検討するときによく挙がる質問をまとめ、実際の働き方に関する不安や疑問を解消していきます。
警備員バイトは女子でも危険ではありませんか?
施設警備・交通誘導・イベント警備など、いずれの現場でも、適切な配置と安全管理のもとで業務が行われます。
「女性=危険」というイメージを持たれがちですが、実際にはマニュアルに沿った対応で、現場の安全対策監視カメラや巡回体制の整備など、法律的な基準に沿って運用されているため、むやみに危険な状況に立たされることはありません。
中には女性警備員に対して態度の悪い来訪者がいることもあるかもしれませんが、その場合でも、
- 一人で抱え込まず本部や隊長に即連絡
- 必要に応じて複数名体制で対応
- マニュアルに沿った対処
といった適切な対応をすれば問題ありません。
女性警備員はどんな年齢層が多いですか?
警備業界は年齢層が幅広く、10代〜60代まで男女問わず働いています。
女性に限定すると、20代〜40代のスタッフが比較的多い傾向にあると言われていますが、
- 就職が決まり、短期間働きたい女子大生
- 子育てが一段落した30代〜50代
- 日勤メインで働きたい女性
- パート・副業として働く女性
など、目的も年齢もさまざまです。
警備の仕事は、資格よりも落ち着いた対応力や丁寧なコミュニケーションが重要視されるため、年齢に関係なく活躍できます。
女性用の休憩室や更衣室は用意されていますか?
更衣室・休憩室は、施設警備・イベント警備・交通誘導のいずれでも男女別で用意されていることが一般的です。
ただし、現場によって設備の広さや環境は異なるため、応募前・配属前に更衣室の有無や休憩スペースの環境 などを確認すると安心です。
まとめ:女性でも警備員のバイトはできる!
警備員のバイトは、体力面・勤務時間・現場の特徴などにより「大変そう」というイメージを持たれがちですが、実際には女性も男性と同じように活躍しています。
施設警備・交通誘導・イベント警備など多様な現場があり、自分の希望や適性に合わせて働き方を選べるのも警備業の特徴です。
警備員バイトは性別に関係なく挑戦できる仕事です。施設警備・交通誘導・イベント警備など、自分に合った働き方を選べるため、未経験の女性でも安心してスタートできます。
日綜警備株式会社では、前向きに仕事へ取り組める女性スタッフを歓迎しています。「警備の仕事に興味がある」「まずは話を聞いてみたい」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
